不整脈の非薬物療法は高度の医療技術を必要とし,かつ進歩の速い領域である.したがって,本ガイドラインを適用するにあたっては,医師およ
び施設の要素は極めて重要であり,具体的には医師として下記の条件が必要である.
(1) 臨床心臓電気生理検査について十分な知識と経験を有する.
(2) 抗不整脈薬療法について十分な知識と経験を有する.
(3) 非薬物療法としてのペースメーカ,カテーテルアブレーション,ICD,CRT/CRT-Dおよび外科手術について十分な知識と医療技術を有する.
かつ各々の合併症に 対しても緊急手術等十分な対応が可能である.
不整脈の非薬物治療ガイドライン(2011年改訂版)
Guidelines for Non-Pharmacotherapy of Cardiac Arrhythmias(JCS 2011)